
目次
Raspberry Pi 5 に Docker と Docker Compose を使って DIfy を導入する方法
この記事では、Raspberry Pi 5 上で Docker と Docker Compose を使用して DIfy を導入する手順を解説します。
前提条件
以下の条件を満たしていることを前提とします。
- Raspberry Pi 5 が動作していること
- Apache がすでにインストールされていること
1. Docker と Docker Compose のインストール
まずは、Docker および Docker Compose がインストールされているか確認します。以下のコマンドを実行してください。
docker --version
docker-compose --version
インストールされていない場合は、次のコマンドでインストールします。
sudo apt update
sudo apt install docker.io
sudo apt install docker-compose
2. DIfy の Dockerfile を取得する
次に、DIfy の Dockerfile を取得します。DIfy のリポジトリをクローンしてください。
git clone https://github.com/your_username/DIfy.git
cd DIfy
3. Docker Compose の設定
プロジェクトディレクトリ内に docker-compose.yml
ファイルを作成し、以下の内容を記述します。
version: '2.4'
services:
dify:
image: your_image_name # 使用するDockerイメージ名を指定
ports:
- "80:80"
volumes:
- ./your_local_directory:/var/www/html # 必要に応じてパスを調整
※ your_image_name
と your_local_directory
はご自身の環境に合わせて変更してください。
4. DIfy のビルドと起動
すべての設定が完了したら、以下のコマンドで DIfy をビルド・起動します。
docker-compose up -d
起動後、以下のコマンドで正常に動作しているか確認できます。
docker-compose ps
5. 動作確認
ブラウザを開き、以下のURLにアクセスして DIfy の画面が表示されるか確認します。
http://<Raspberry_PiのIPアドレス>
DIfy の画面が表示されれば、導入は成功です。
トラブルシューティング
DIfy が正常に動作しない場合は、以下の点を確認してください。
- Docker デーモンが起動しているか
- 使用ポートが他のアプリケーションと競合していないか
まとめ
Raspberry Pi 5 上に Docker と Docker Compose を使って DIfy を導入することで、環境構築の手間を大幅に軽減できます。システムの分離と再利用性も高まり、開発・運用の効率化にもつながります。